生協宅配のデメリット9選と対策【ワーママ体験談】

生協(コープ)の宅配サービスのデメリット9選と対策を紹介します。
コープの宅配サービスについて調べると、便利そうだけどメリットばかりが目立ってデメリットってなかなか詳しく書かれていないこと、多くないですか？

そこで、私が実際に8年間コープ宅配を利用してきた経験から感じた正直なデメリットを9つご紹介します。

これらのデメリット、気になりますよね。でもご安心ください！私が実践している、これらのデメリットをカバーする方法もちゃんとご紹介します。

これらのデメリットを踏まえたうえで、

• 生協宅配がおすすめできる人
• 生協宅配があまりおすすめできない人

についても詳しくお伝えしていきます！

生協宅配のデメリット9選と対策【ワーママ体験談】

コープ宅配のデメリットとそれに対して私がやっているデメリットをカバーする方法は以下のとおりです。

注文しなくても手数料が毎週かかる

生協の宅配は週に1回の配達(ウィークリーコープ)が基本です。注文しない週があってもOKですが、手数料が毎週かかってしまうのがデメリットです。
例えば私が利用しているコープデリの手数料は以下のとおりです。
※住まいの地域や割引の有無で金額は変わります(子育て割引、シルバー割引など)

1回の利用金額(東京の場合)	宅配手数料
6,000円未満	198円(税込)
6,000円以上	無料
利用なし	88円(税込)

手数料は注文しない週でも基本手数料の88円(税込)だけ請求されます。
例えば、一か月注文をしなかった日が続くと
・88円×4＝352円(税込)
となります。
また、おうちコープ(神奈川・静岡・山梨)を利用している場合の手数料は以下のとおりです。

利用金額	宅配手数料
3,500円未満	198円(税込)
3,500円以上	110円(税込)
14,000円以上	無料

おうちコープの場合は注文しない場合198円(税込)が請求されます。
一か月注文しなかった日が続くと
・198円×4＝792円
になります。
注文もしていないのに、美味しいスイーツが買えるくらいの手数料を取られちゃうのはもったいないですよね。注文しないのに手数料がかかる理由については明記されていません。ただ注文していない週も配達員さんはカタログを届けてくれます。その人件費やカタログ代が手数料に反映されているんでしょうね。

ただし、注文手数料については利用条件によっては無料になる場合があります。
たとえばコープデリの場合は以下のとおりです。

注文しなくても手数料がかかる場合でも、実は裏技があります。それは、一時的にサービスを休止することが可能なんです。
例えば
・帰省
・入院
・引っ越し
・旅行
などでしばらくの間配達を利用しない場合は、休止手続きをすることで手数料を一時的に止めることができますよ。しかも休止手続きもアプリやネットで簡単にできます。私も、先日里帰りで実家に帰省しましたが、2週間コープの配達をお休みしました。
※ただし、1週間だけの休止の場合は配達担当者またはご利用の生協に直接電話が必要
※1週間だけの休止は、ご利用の生協によってはできないところもある

配送日や時間を決められない

生協の宅配(ウィークリーコープ)では、配送日や時間を自分で決められないことがデメリットです。

生協の宅配はエリアによって曜日と時間帯が決められています。そのため、住んでいる場所で届く日時が決まってしまいます。

たとえば、我が家では

• コープデリ：水曜日の18時半前後
• 生活クラブ：月曜日の12時前後

に配達されます。夕方の配達場合は直接受け取りが可能ですが、平日お昼の配達の場合は受け取りができません。それでも大丈夫なんです。

なぜかというと、コープは「置き配」に対応しています。玄関先などの指定の場所に届けてもらうことが可能なので直接受け取る必要はありません。

私の場合はマンションに住んでいますが、玄関先まで配達してもらっています。冷蔵品や冷凍食品も保冷剤を入れた発泡スチロールの容器に入っているので安心です。

注文した商品はすぐに届かない

生協配達は、注文した商品はすぐに届かないのがデメリットです。生協で注文した商品はすぐに届きません。

注文してから約一週間ほどかかる場合が多いです。紙の注文用紙で注文する場合だと、配達時に配達員さんに注文用紙を渡して次の週の配達日に届けてもらう形になります。

我が家の場合はコープデリのアプリで注文しています。アプリの注文だと通常よりも締切日が約1日遅いのでおすすめです。

たとえば水曜日配達だとその週の金曜日のAM2時が注文締め切りになります。私はいつも配達してもらった日の翌日の通勤電車内でアプリで注文しています。アプリでカタログも見ながら注文できるので便利なんです。通勤時間内のスキマ時間を有効に使えますよ！

急に必要になった商品については、近所のスーパーに買いに走ったりネットスーパーを利用しています。ネットスーパーは当日配達してもらえる場合が多いので助かります！ただネットスーパーだと置き配に対応していないところもあるので、そこは注意が必要です。

商品数が少ない

生協は大手のネットスーパーと比べると商品数が少ないことがデメリットです。

下記はネットスーパーの商品数の一部です。

社名	商品数
イオン	約30,000品
Amazonフレッシュ	約100,000品
楽天マート	約13,510品
コープデリ	約6,000品
ライフネットスーパー	約19,000品

大手のスーパーに比べるとたしかに商品数は少ないかもしれません。しかし私はそれで困ったことはありませんよ。代用品が必ずあるので、生活で必要なものはコープで買えます！むしろコープでしか買えない商品に魅力を感じて私は生協を利用していますね。

こだわりのあるシャンプーや化粧品など生協にないものについては、休日にドラッグストアでまとめて買うようにしています。

商品のなかに分量が少ないものがある

コープの商品のなかには分量が少ないものがあるのがデメリットです。生協は実物を見て選ぶわけではないので商品を来てから、「想像より少ない」と思うことがときどきあります。

たとえばミールキットなんかは2～3人前と記載がありますが、3人分はないと考えたほうがいいです。なので値段の割には高く感じるかもしれません。

しかしミールキットは野菜やお肉が下処理＆カットされた状態で届くセットなので非常に便利です。私はミールキットもよく注文しますが、多めの量(3～4人分)で毎回注文しています！大人2人に小さい子供2人だとメイン料理はこれで十分です。

スーパーより割高

生協はスーパーと比べると割高なものがあるのがデメリットです。近隣に激安スーパーがあればとくに割高だと感じるかもしれません。店舗の方が取り扱っている種類が多いので値段が安いものがあります。単純に安さだけを追求してしまえば、節約にならないと思われるかもしれません。

しかし生協では野菜やお肉は安心できるのものが販売されています。

さらに値上げのタイミングが緩やかなので、実店舗で野菜などの値段が急に高騰した場合もコープでは安いままのときがあります。

またスーパーではいろんな商品を見ながら買い物できるので、ついつい余計なものを買っちゃいませんか？さらに商品を選んだりレジに並ぶことで時間も使ってしまいます

私の場合は生協では、お米や飲料水などの重いものや毎日の夕飯の食材を注文しています。

まとめて買える安いもの(お菓子などの嗜好品など)については休日にスーパーに買いに行く形をとっています。

お金も時間も節約になっていますよ！

＞＞コープは高い？スーパーとの値段比較と賢い利用術【徹底検証】

不在時の配達と箱の保管

生協宅配では不在時の場合は置き配が可能ですが、来週まで箱を保管がデメリットになります。

さらに毎回「置き配」の場合は、箱をずっと保管し続けることになるので箱を置く場所を確保する必要があります。折りたためるBOXだと小さくなるのでいいですが、冷蔵品は発泡スチロールの箱で届くので圧迫感があります。

我が家は玄関の1スペースに宅配BOXを置くスペースを設けていますが、邪魔だったらベランダなどのスペースに移動しておくほうがストレスにならないかもしれません。箱が汚れるのが心配であれば、保管用のカバーをもらうことができるので相談しましょう！

冷凍庫がいっぱいになる

生協は冷凍食品が充実しているので、冷凍庫がすぐにいっぱいになるのがデメリットです。

週一回の配達なのでまとめて注文する分、冷凍食品はたまりがちになります。冷凍商品は便利なので、小型の冷凍庫の置き場を確保できる方は購入をおすすめします！今だと約3万円くらいで販売されていますよ。

我が家の場合は冷凍庫の置き場がないので、冷凍庫のなかで一週間で食べきるスペースを確保して計画的に購入するようになりました。食品ロスも無くなりましたよ！

生協宅配のデメリット9選！コープがおすすめできる人

生協宅配は以下の人におすすめです。

• 子育て世帯
• 妊婦
• 高齢者
• 計画的に食材を使いたい人、無駄を減らしたい人

詳しくみていきましょう！

＞＞コープデリお試しセット500円お得に加入する方法

子育て世帯

食材の質や安全性を重視する子育て世帯にとっては生協は便利で安心できます。多くの生協では子供向け食品やオーガニック商品を取り扱っています。

さらに子育て世帯には手数料の割引されるのでお得に利用することが可能ですよ！

たとえばコープデリでは

• 小学入学前の子供がいる場合：3000円以上で手数料が無料

となっています。

妊婦

妊婦さんも食品の安全性や栄養価を重視するなら生協はとてもおすすめ！重いものなども毎週配達してもらえるので便利です。

さらにコープデリではデイリーコープを利用するとお弁当やミールキットを平日毎日配達してもらうことが可能です。そのため産前産後の外出できない時期にも食事に迷うことがありません。

私自身、産後1か月はデイリーコープのお弁当にお世話になっていましたよ！産後は睡眠不足になって体力も落ちてしまいます。自分の食事にはかまってられなくなってしまいますが、栄養補給は大切。毎日お弁当が届くのはてもありがたかったです。デイリーコープの場合は配達手数料は無料となるので金額面でも安心です！

コープデリでは赤ちゃん割引もあります。

• 妊娠中から1歳未満で申請から1年間：1回のご利用金額にかかわらず手数料無料

高齢者

高齢者世帯にも生協はおすすめです。毎週重いものを配達してもらえますし、ミールキットや冷凍食品が充実しています。食品ロスもなくなるので、ゴミの量も減りますよ。ご家族が高齢のご両親のためにコープを届けることもできるようです。

高齢世帯にも割引制度があります。

• シルバー割引(世帯の1人が65歳の方)：手数料割引で88円(税込)

計画的に食材を使いたい人

食材を計画的に使い無駄を減らしたい人には生協の配達はおすすめできます。必要なものを週一回配達してもらえるため計画がしやすいですよ！

コープデリでは、希望の商品を登録することで注文しなくても一定のサイクルで届けてもらうことが可能です。

サイクルは「毎週」、「隔週」、「4週に1回」と選ぶことができます。

生協宅配のデメリット9選！生協配達がおすすめできない人

いっぽうで生協宅配があまり向いていない人もいます。

以下の方には生協に満足できないかもしれません。

価格重視の人

生協の食材は、一般的にスーパーと同等もしくはそれより高めの価格設定がされていることが多いです。コストを重視している家庭には向いていない可能性があります。

配達エリアが限られている人

生協は配達可能エリアが限られています。特定の地域に住んでいる人は利用できないことがあります。

即時性を求める人

生協は事前に注文が必要で、すぐに配達してもらせません。当日に食材を考える人、急に食材が必要な人はスーパーで買い物するほうが適しています。

コープをお得に始める方法【生協組合員にならなくても注文できる】

生協を利用するには、通常は組合員(会員)になる必要があります。でもまだ継続的に利用するか分からないし・・・って思っている方もいますよね？

実は生協は会員にならなくてもお得にお試しできる方法があります！

それがお試しセットです！

コープデリはお試しセットの利用が可能です。

お試しセットは

• かなりお得な金額で商品を試せる
• クール宅急便で届く

で気軽にお試しすることができます。

逆に生協の組合員になってしまったらお試しセットは注文できないので、会員じゃないなら絶対注文んした方がお得！！

＞＞コープデリのお試しセットはコチラ

以下の記事ではコープデリのお試しセットの概要とお得に加入する方法をお伝えしています。

＞＞コープデリのお試しセット500円お得に加入する方法【勧誘なしで安心】

まとめ

今回は、生協の宅配サービスを8年利用したワーママがデメリットを包み隠さずに9つ紹介しました。

これらのデメリットにはそれぞれカバーする方法があって、私は生協宅配には多くのメリットを感じて現在も利用しています！私のような子育て世帯や食の安全にこだわる方には特におすすめしますが、価格重視や即時性を求める方には不向きかもしれません。コープデリが気になる方は、組合員にならなくても利用できるお得なお試しセットから始めてみてはいかかでしょうか？

以下の記事もおすすめ

＞＞東京の生協比較ランキング！目的別おすすめ＆賢い選び方【決定版】

＞＞コープ人気商品ランキング！冷凍食品・ミールキットおすすめと口コミレビュー